テーマ:NLPの役立つシーン

マネジメント者に活かせるNLP

NLPをビジネスに活かすビジネスの場において、管理職に求められるスキルは多岐にわたります。中でもとくに重要なのは大小の組織のマネジメントと部下の育成と言えるでしょう。そしてマネジメントや育成には対人コミュニケーションが必須であることは言うまでもないことです。管理職には自分の業務のスキルや作業レベルが高いことに加えて、「人を動かす力」が様々な場面で必要となってきます。

 

では、「人を動かす力」とは何でしょう。

 

カリスマ性、人望、かけひき、毅然とした態度、共感の姿勢など、人によってさまざまなことを想像するかもしれません。しかし例に挙げたこれらは、一朝一夕では身につかない“人間力”のようにも思えて、どこから手を付ければいいかわからないという声も聞こえてきそうです。

 

そのようなとき、管理職として活躍される方に、さらに周囲の人とのコミュニケーションを活発にし、組織を円滑に動かすために大変有効な手段のひとつとしてNLPをお勧めします。なぜなら、NLPは才能の有無によらず、誰でも学べば身につけることができる技術だからです。

 

ここでは管理職に求められる場面に応じて、NLPのどのようなスキルが役立つのかを簡単にご紹介していきたいと思います。

 

周囲の信頼を得る

良好な人間関係、信頼関係が築けている人たちは、話し手と聞き手のペースが合っているものです。コミュニケーションの研究においてもペースが合うことで共感の状態を作れることが明らかになっています。

NLPでは、相手の話の中でキーワードのようなものが出てきたら、それをオウム返しする「バックトラッキング」という手法があります。オウム返しといっても、そっくりそのまま返すのではなく、相手が伝えたかったことを要約して返します。このようにすることで相手は自分の話を注意深く聴いてもらえているという気持ちになり、安心感をもって話をすることができます。

 

バックトラッキング以外にも、表情や動きなど目に見えるものを相手に合わせる「ミラーリング」や、声のトーン、大きさなど聞こえるものを相手に合わせる「ペーシング」という手法があります。必ずしも言語的に合わせるのではなく、視覚、聴覚的な側面でも相手に合わせていくことで、相手の心地よさを引き出し、信頼関係の構築につなげることができます。

 

マネジメント能力を高める
管理職になると組織を管理し運営、推進するマネジメント能力が求められます。言い換えると、組織が一丸となって成果を上げるためには、部下や同僚の特性を知り適切な業務に配置することが不可欠です。この際、一人一人の特性を知る手がかりになるのはNLPの「メタプログラム」という手法です。

 

メタプログラムでは、ある出来事(事実)に対して、それをどのように受け取るかというのは個々人の無意識的なフィルタを通していると考えます。

 

例えば、課題に直面した際に、全体像が見えたらまずは迅速に行動してみる人もいれば、詳細までじっくりと吟味してから行動に移す人もいます。また、仕事や人間関係においてその人が何を重要視しているかと考えたときに、「さらにこうなりたい」と思う目的志向型の人もいれば、「このような状態にならないようにしたい」と考える問題回避型の人もいます。

 

どちらの方向性が良い、悪いということではなく、目的志向型の人には企画系のプロジェクトを推進するエンジンのような役割を担うことが得意である傾向がありますし、問題回避型の人にはリスク管理や内部統制のようなブレーキ、また、業務改善系のプロジェクトの役割を担うことが得意である傾向があると言えます。

 

このように一人一人の特性をNLPの手法に照らしてみることで、より適材適所のマネジメントが可能になります。

 

部下の能力を引き出す

NLPで部下のヤル気をアップ部下の能力を最大限引き出し、高い成果を上げられるよう促すのもまた、管理職の重要な役割と言えるでしょう。しかし頭ごなしに命令し作業をさせるのでは部下はいつまでも自立せず、達成感も得られずに、仕事を楽しむこともできません。このようなときに、管理職は部下自ら目標設定させ、それを達成するようにサポートしていくことが大切です。

 

NLPでは目標、ゴール、理想の状態のことを「アウトカム」と呼びますが、NLPのコーチングの手法では、これらのアウトカムを実現するために、まず、自分の持つアウトカムを主に8つの質問によって明確にしていきます。

 

最終的には何から始めるか具体的な行動計画まで落とし込むことで、自分で納得したアウトカムまでの道筋を立てることができるようになるため、アウトカムの達成がより現実的になりますし、自分で立てたアウトカムを実現することで、達成感や自己肯定感を高めることができるようになるのです。

 

まとめ
このように、NLPには管理職として、これから会社を担っていくリーダーたちにとって、身につけると大変役立つ手法がたくさんあります。また、今回は主に周囲とのコミュニケーションを中心に、ほんの一部のスキルを交えてご紹介しましたが、自分の成長を促す目標設定や苦手意識の克服等にアプローチできる手法もあります。

 

管理職で活躍されている方、また、管理職を目指して努力している方は、ぜひNLPを学び、自分の成長、部下の成長、そして組織の成長に役立てていただきたいと思います。

 

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