テーマ:NLPの役立つシーン

セラピストの方も多く学ばれています

キャリアコンサルタントに活かすNLP資格このブログをご覧になられている方の中には、キャリアコンサルタント、もしくはカウンセラーの方も多いのではないでしょうか。もしくはそのような道に興味をもって、ここにたどりついた方もいらっしゃるかもしれません。

 

キャリアコンサルタントやカウンセラーは一般的に、クライアントの話を注意深く傾聴し、深い信頼を築いて、クライアント自身が問題を明らかにし解決していく、または目標に向かって進んでいくのをサポートし伴走する仕事です。ただ安易に話を聞くのではなく、クライアントが語ることが、そのままクライアントの気づきにつながるような質問や誘導をできることが効果的なカウンセリングにつながると言われています。

 

例えばキャリアコンサルティングの場面では、クライアントが「ありたい姿」を思い描けるようにどのように目標設定をするのか、壁が立ちはだかったときにどのように乗り越えていくか、カウンセリングであれば無意識のうちにクライアントの心の中で起こっていることを、どう引き出し、解決の糸口を見つけていくのか、というような場面にしばしば出会います。コミュニケーションを円滑にする技術であるNLPは、このようなクライアントと向き合う場でも様々な力を発揮します。

 

それでは少し例を挙げてみてみます。

 

目標の明確なイメージ化
キャリアコンサルティングに欠かせないのは目標設定です。

 

この目標設定を行う際に、より成功に導く目標設定の在り方と条件を組み込んだ「NLPコーチング」と呼ばれるプロセスが使えます。
ぼんやりとした、言葉上の目標を掲げるのではなく、実際にクライアントが手に入れたい目標(=アウトカム)を、未来イメージをより引出すための非言語アプローチや、効果的な質問を重ねることによって具体的にイメージしてもらい、実際にそのアウトカムが達成された場面を、瞼の裏でありありと思い描けるようにしてもらいます。また、アウトカムを達成するために利用できる自分のリソース(資源)や障害についても明らかにしていきアウトカム実現のためのはじめの一歩をクライアント自身に決めてもらいます。

 

NLPコーチングでは、クライアントが自ら目標設定し、それを達成する決意をし、実際に行動に起こすまでのプロセスをサポートすることができるのです。

 

壁を乗り越える
 コンサルティングやカウンセリングの場において、クライアントは時に壁に突き当たります。

 

「経験が足りないからこの業務は達成できないのではないか」

「人前でうまく話すことができない」

「みんなが私を嫌っているように思えて登校できない」

 

このような悩みは深刻さの度合いは様々ですが、会社や学校、大小のコミュニティにおいて日常的に見られる悩みです。しかしこれらの悩みには共通点があります。

 

1つ目の例の「経験が足りないからこの業務は達成できないのではないか」では、経験があれば成功できるとは限らないという事例や、経験がなくても業務を達成している事例の存在を頭の中で無意識に歪曲しています。また、「みんなが私を嫌っている」というときの「みんな」は本当に全世界中の人なのか、中には嫌っていない人もいるのではないかということを考えれば、一般化しすぎていることがわかります。

 

人は壁に突き当たるときに、このような歪曲や省略、一般化を起こしている、言い換えれば「思い込みが足を止めている」というようなことがよくあります。このようなときに、メタモデルと呼ばれる質問技法を用い、クライアントに思い込みと思われる発言の正当性を尋ねる、合理的な理由を聞きだす等をしてクライアント自身に気づきを与え、思い込みを取り去ることができます。

 

信頼を築き、相手の心を開く
 メタモデルと合わせて知っていただきたい技法はミルトンモデルと呼ばれる話法です。ミルトンモデルとは、心理療法・催眠療法家のミルトン・エリクソンが用いていた話法をモデリングして体系化した技術で、クライアントに対して無意識のうちに肯定的なメッセージを伝え、さらに無意識からリソースを引き出すことができるものです。

 

ミルトン・エリクソンにはこのような逸話があります。

 

あるところに暴力が問題視されていた少年がいました。

頭をかかえた少年の母は、少年を無理やりエリクソンのもとへ連れて行きました。

しかし少年が部屋に入るなり、エリクソンは少年にこう言うのです。

「無理やり連れられてきたのだね。嫌なら帰っても構わないよ。」

少年は少し驚きつつも話を聞いていました。

また、エリクソンは少年に対しこのような質問をしました。

「この先、認められる大人になりたいと思うかい?」

少年は「あ、あぁ」と答えました。

帰り際、エリクソンは少年に言いました。

「君がもし、3か月後にすっかり変わっていることに気づいたならば、君はどんなに驚くだろうね」

少年は「そんなこと驚かないよ」と答えました。

そして3か月後、少年はもう暴力も振るうことなく変わっていったのです。

 

もし少年が変わることを拒絶するのであれば「変わらないよ」と答えることになります。しかしエリクソンは質問によって敢えて「驚かないよ」と答えさせるよう誘導し、「変わる」ということ自体は受け入れるようにメッセージを暗に組み込んでいます。これ以外の会話にもラポールの技術が含まれています。

 

このミルトンモデルは営業トークにもよく使われているもので、相手にアドバイスではなく抵抗なく気づきを与えるために効果的な話法です。

 

コンサルティングやカウンセリングにおいて、クライアントにコンサルタントやカウンセラーに対して信頼を置いてもらい、心を開いてもらうことが何よりも重要です。ミルトンモデルによって無意識のうちにメッセージを送ることができるようになるとクライアントは抵抗なく気づきを受け入れやすくなり、また、伝え方が高圧的にならないため、クライアントとの信頼関係を強固にしていくことができるのです。

 

まとめ

クライアントが抱く様々な問題に対して、まずは傾聴を行うことが必要不可欠ですが、そこで知りえたクライアントの問題をどのように解決していくかという時に、NLPの様々な技術を知ることで、アプローチの選択肢が大幅に広がります。たとえば、NLPにはここまでお伝えしてきた目標設定やメタモデルなどの質問技法やミルトンモデルの話法のみならず、恐怖症の対処や強迫観念からの脱却、飲酒や過食などの本当は止めたいのに止められない習慣などへの対処の技術もたくさんあります。

 

また、NLPを身につけると自分自身に対しても使えるため、キャリアコンサルタント、カウンセラーとしてクライアントに向き合うために自分自身の成長を促すこともできます。欧米ではセラピストやカウンセラーに加え、経営者や士業、コンサルタントなど様々な職種の人がNLPを学んでおり、セルフマネジメントに効果的であると広く認知されているのです。

 

ぜひNLPを学んでクライアントのサポート、そして自分自身の成長に役立てていただきたいと思います。

 

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