テーマ:NLPの役立つシーン

 このような方が学ばれています

NLPは、コーチングスキル、セルフマネジメントスキル、対人コミュニケーションスキルと三つの軸に関わる様々な技術を学べます。(当校では傾聴スキルは希望者に無料学習有)

よって、様々なシーンで活かせるのです。

カウンセラー、コーチ、キャリアコンサルタントの方は、特に問題解決アプローチ法としての質問技法や気づき与えるテクニック、恐怖症の対処などクライアントの改善に向けて使えます。

教員、保育士、お母様などお子様と接する機会の多い方は、子供に対する意欲の引出しや言葉がけ、又、自身のストレス対処にも活かせます。

経営層の方も多く訪れますが、セルフマネジメントや部下との関わり、動機付けなど心でマネジメント能力に差を付けられます。

 

カウンセラー、キャリアコンサルタントにNLP資格

自分を変えたい方にNLP資格

 

教師、保育士、母親にNLP資格

経営者、管理職リーダーにNLP資格

 

看護師、介護士の方の心理学nlp

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心のケア・カウンセリングスキルとしてのNLP

看護師、介護士の方のNLP_COCOLOラーニングアカデミー世の中にはたくさんの職業がありますが、その中でもハードなイメージがあるのが看護師や介護士ではないでしょうか。これらの職業は、これからますます少子高齢化が進み、長寿があたりまえとなった現代において、助けを求める人たちの力になる、とても必要とされ、やりがいのある仕事とも言えます。しかし一方で、ミスが許されない処置、患者さんや患者さんの家族とのコミュニケーション、そして同僚との人間関係に気を遣ったり、不規則な昼夜の勤務にあたったりと、心身ともに大きなストレスとなる職業といえるかもしれません。

NLPはこのようなストレス対処に役立つスキルがたくさんありますが、今日はそれに加えて、様々な場面で非言語コミュニケーションを求められる看護師や介護士の方がNLPを身につけることにより、患者さんに対してはもちろん、自分の心のケアにも、そしてカウンセリングスキルとして、たくさんのメリットがあるということをお伝えしたいと思います。

 

相手の本心をさぐる

NLPの重要なスキルにキャリブレーションというものがあります。キャリブレーション(Calibration)は、辞書でひくと「計器の目盛りを正しく調整すること」「較正(こうせい)」などと出てきますが、NLPでは相手の心理状態を非言語の領域で認識することを指し、簡易には「観察」とも言います。

例えば患者さんに「具合はいかがですか?」と尋ねたときに、覇気のある声で「大丈夫です!」と答える人もいれば、自信なさそうに「大丈夫です・・」と答える人もいるでしょう。この時に同じ「大丈夫です」という言葉を使っているにも関わらず、後者では何か言葉どおりに受け止めてはならない要素があるように感じられます。

また、「お薬を飲みましたか?」と尋ねて、しっかりと飲んだと伝えてくれればよいのですが、どこか曖昧で目線を合わさずに答えた場合、それがその患者さんにとって必要不可欠なお薬ならば、大事に至る前に本当に服用したかを確認する必要があります。

上記の例程度であれば、多くを学ばずとも気づきやすいでしょうが、NLPのキャリブレーションの技術を身につけると、言葉の裏にある本心を、声の抑揚や大きさ、身振りや視線の向きなど、言葉以外の情報から読み解くことが容易になるため、相手の些細な変化に気づくことも可能となります。

 

不安や絶望を軽減する

看護師、介護士のnlp入院しているような病が長引く患者さんは、体調のことやお金のこと、仕事のことに不安を抱えていたり、重篤の場合は絶望に近い気持ちを抱えていたりする方もいるでしょう。NLPは患者さんの病気を治すことはできませんが、患者さんの不安を少しでもやわらげ、マイナス思考からプラス思考へ誘導していくことができます。

「このままずっとよくならないんだ・・」と不安を抱えている方には、なんとか元気になってもらいたくて、「大丈夫!そんなことはない、元気を出して!」と声を掛けたくなりますよね。この患者さんが本当によくならないと信じ込んでいる場合、このような励ましの言葉すら、その人を否定していると捉えられかねません。

そのようなとき、NLPでは、その患者さんがよくならないと思っていることを否定せず、「よくならないと思っているんですね」と寄り添ったうえで、患者さんの心の中で起きている事を質問によって掘り下げていくメタモデルや、相手の無意識に言葉を投げかけるミルトンモデルなどのアプローチを用いると、患者さんとの信頼関係が築け、また、患者さんも抵抗なく気づきを得て、前向きな考え方にシフトしていくことができるようになります。

 

自身のメンタルもNLPでケア

不安が募って精神的にも肉体的にもつらい状況にある患者さんや、看病や介護で疲弊している家族の方とコミュニケーションを取る場面では、時にきつい言葉を投げかけられたりすることもあるでしょう。また、女性の多い職場においては女性同士の難しい人間関係もあるかもしれません。シフト制で不規則になりがちな生活や睡眠不足なども相まって、看護師や介護士の方自身がストレスで参ってしまうこともあると思います。

感情のコントロールやセルフマネジメントに有用なNLPのスキルは、例えば「メタモデル」「ポジションチェンジ」「リフレーミング」などがあります。自分自身がネガティブな思考に陥ったときには、自分自身に対してメタモデルの質問技法を用いることによって、その思考を論理的に検証して様々な見方ができるようになります。ポジションチェンジは相手の立場で物事を見るという客観的な視点を持つメソッド、リフレーミングは物事の捉え方の幅を広げてみたり変えたりするメソッドですが、いずれも今起きていることが、唯一の解釈または考え方ではないと気づきを与えてくれます。

 

まとめ

コミュニケーションの神髄はまず相手を知ることからと言いますが、相手の様子がいつもと違うことや、相手の身振り手振りのクセ、目線などを体系的に解析したのがNLPのキャリブレーションです。相手をよく観察することで初めてコミュニケーションのキャッチボールができるのです。

他人とのコミュニケーションだけでなく、自分自身を客観的に見てよく観察し、自分の思考とコミュニケーションをとることも大切です。それがセルフマネジメントや感情コントロール、そしてストレスコーピング、心のケアに役に立つのです。

NLPを学び、周りの方とのコミュニケーションも、そして自分とのコミュニケーションも円滑にしていきましょう。

 

当スクールでは、カウンセリングの傾聴もご希望の方には無料で学べますし、よりNLPの技術を活かすこともできます。

 

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自分を変えて、何かにチャレンジしたい人に

人との関係を円滑にするためには、さまざまな対人コミュニケーションが求められます。しかし、自分に自信がなかったり、緊張してしまったり、つい悪いほうに考えて一歩を踏み出せない人もいることでしょう。
政府の調査(「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査(平成25年度)」)によると、特に近年の若い人たちは、諸外国の若者と比べて、自己肯定感が低いという統計が出ており、「自己肯定感を高める」ということが多くの自己啓発本のテーマともなっています。

 

自分は変えられる。スタートできる。
自分を変えるNLPまわりと円滑な人間関係を築きたいと思っても、このような自己肯定感の低さや自信のなさがブレーキとなってしまい、なかなか思うようにコミュニケーションをとることができなくなってしまうものです。せめて自分のこんなところを変えられれば、もう少し人とうまくやっていけるのに、と思う方も多いのではないでしょうか。

 

NLPはこれまでに、そのような悩みをたくさん解決してきました。なぜならNLPは、対人コミュニケーションを円滑にする技術でもありますが、自分の思考や行動にフォーカスして変えていくことができる技術でもあるのです。たとえば、NLPのコーチング要素、セルフマネジメント、対人コミュニケーションという3つの軸を学ぶことは、自分を変えるために、そして、新しく何かにチャレンジしていく上で、とても効果的です。

 

もし、下記のような悩みが解決できたら、その先のコミュニケーションがより円滑になると思いませんか?

・マイナス思考から抜け出したい

・嫌な体験を克服したい

・感情や行動をコントロールしたい

 

仕事や学校、家庭において、こんな悩みをお持ちの方も多いと思います。同僚や友人に嫌われているのではないかと不安になる、昔の失敗を思い出して積極的になれない、自分の長所がわからない、つい子供を厳しく叱ってしまう、人前で緊張してしまう・・・。こんなとき、NLPではどのようにアプローチができるのか見ていきたいと思います。

 

マイナス思考から抜け出したい
「上司は自分にだけ厳しく当たるから、嫌われているのではないか」、「自分は欠点ばかりで長所なんてないのではないか」。このような不安を抱えてしまう方には、気持ちを切り替える上で、例えばNLPの「リフレーミング」という技術がおすすめです。

 

「フレーム」とは額縁のことですが、どのような額縁に絵を入れるかで、その絵から受ける感覚や価値が変わります。また、小さな額縁に入れたら見えないものでも、大きな額縁に入れたら見えてくるものもあります。リフレーミングは額縁を変えるように、起こっていることに対する視点を変えてみることで、別の解釈もあるということを気づかせることができます。

 

例えば「上司は自分にだけ厳しく当たるから、嫌われているのではないか」という不安を持っている人がいたとします。このような人に対しては、「上司が何も関心を示さないということのほうが、あなたを嫌っているということを意味するのではないでしょうか」、または、「上司はあなたの成長に期待しているから特に厳しくしているのではないでしょうか」などと、状況や内容を別の視点で見ていくことで、思い込みに対して新たな視点を与えることができます。

 

このようにリフレーミングを用いることで、自分ではマイナスだと思っていたことがプラスとなり得ることに気づかせることができるのです。

 

嫌な体験を克服したい
NLPでは過去の失敗の記憶や恐怖体験を薄める方法があります。例えば「コラプシングアンカー」や「フォビア」というスキルです。

 

コラプシングアンカーとはNLPのアンカリングの手法の一つです。アンカリングとは、あらかじめ決めておいた望ましい心身状態や反応を、五感を通した刺激によって意図的に呼び起こす手法ですが、これを応用し、消し去りたい嫌な記憶と望ましい心身状態とを同時に呼び起こすことで、嫌な体験を薄めることができ、その思い出がよみがえりにくくすることができます。

 

また、フォビアという手法では恐怖症を克服することができます。過去に受けた恐怖体験が何らかのきかっけで思い起こされてしまうという人がいたとします。フォビアの手法では過去の体験を映画に見立て、その映画を観客として観る自分、そしてその映画を観ている自分をさらに見ている自分という二重の客観視をしていきます。この二重の客観視によって、恐怖体験と自分自身を分離し、感情的な距離を置くことができるようになります。

 

上記の方法以外にも、過去の嫌な記憶と向き合う「自分史(タイムライン)」を変える技法など、様々なスキルがあり、身につけると過去に起こった体験を克服するのに役立ちます。

 

感情や行動をコントロールしたい
「人前で緊張してしまう」「つい子供を厳しく叱ってしまう」というような問題は、無意識であったり感情的な部分であったりと、自分の意思でコントロールするのは難しいと思いがちですが、NLPでは「アンカリング」や、「スイッシュパターン」を用いて解消することができます。

 

アンカリングは上段でも少し触れましたが、あらかじめ身体に覚えこませておいた自分の望ましい心身状態や理想的な状況を、身体的・感覚的な刺激によって瞬時に呼び起こすスキルです。野球選手のイチローが打席に立つ前に決まった動作を行うことは有名ですが、この動作もアンカリングの一種で、毎回ルーティンを行うことで自分をベストの状態に持っていくことができるようになっています。人前で緊張するという場合、このアンカリングの手法を用い、あらかじめ過去に自信をもって人前で話した体験や理想とする姿を自分の中にセットしておき、いざ人前で話す際に、五感を通した刺激によって自分を理想の状態にシフトすることができるのです。

 

またスイッシュパターンは、望ましくない行動を変えて理想の自分になるのを助けます。変えたい行動の一例として「つい子供を叱ってしまう」というような場合、まず「おもちゃが散らばっているのを見たとき」など、どのようなきっかけによって自分がそうしてしまうのかを特定します。そのきっかけを見たときに、「ついやってしまう自分の行動」と「理想の自分ならばやるだろう行動」を一定の方法を用いて交互にイメージし、そして徐々に、理想の自分の姿をさらに強くイメージしていくことによって、きっかけを目の当たりにした場合でも理想的な行動を仕向けることができるようになります。

 

このように、一見自分でコントロールするのが難しいと思われることでも、NLPでは五感と脳の働きの関係に基づくロジカルな方法によってアプローチしていくことが可能です。

 

まとめ
以上に挙げた例はNLPの中で、自分を変える技術のほんの一例です。NLPではこのほかにもたくさんのスキルがあり、問題の解消にとどまらず、コーチング技術なども活用して目的志向に考え方を変えていくこともできます。新たに何かにチャレンジしていく上でもコーチング技術は大いに活かせます。

 

近年では、NLPを学び、学んだスキルを活かしていろいろなことにチャレンジしている人が増えています。ぜひNLPを広く学び、理想的な自分へと変わっていくことを実感してみてください。理想的な自分に近づくことによって、自己肯定感や自信が自然と高まっていき、周囲との関係も築いていくことができるのではないかと思います。

 

当スクールには、自分を変えたいという方が多く受講に訪れています。講師の大野良実も同じ様な目的でNLPを学んでいますので、より目的に沿った学び、安心して学習でき、より学びを深められます。

 

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子供との関わり、環境でのストレス対処にNLP

母親、教師、保育士のNLP資格NLPは人と関わる仕事に就く方全般に、とても役に立つスキルと言えるでしょう。NLPの学びは心理関係職以外にも、経営者、人事関係者、そして教師にも広まっています。特に学校教師は生徒のみならず、その保護者や同僚、上長など、いろいろな属性の人たちとコミュニケーションを取らなければならないことを考えると、NLPを学んでおくことで、たくさんの場面で役に立ちます。

 

教師は時に「聖職」と呼ばれるほどに、信頼され、生徒を導くことが期待される職業です。いかに豊富な知識があっても、教わる側が教師を信頼していないと、教えたことが十分に伝わらないこともあり得ます。信頼される教師には誠実であったり、話が面白かったり、親身であったりと、様々な人がいますが、NLPの技術を使って信頼関係をより強固にすることが可能です。

 

人が心を開くとき
あなたが信頼する友人と一緒にいるのを想像してみてください。その人と過ごす時はどのような感じがするでしょうか。きっとどちらか一方が話すのではなく、会話のキャッチボールができていて、お互いの話を聞いて、それに対して反応し合ってしているのではないでしょうか。成功したときにはハイタッチを返してくれたり、おもしろい話が出てきたときには一緒に笑ってくれたり、つらい悩みの相談をしたときには、あなたのつらさを同じように体験しているかのような表情をしていませんか。

 

人が心を開くとき、それは気が合っているときです。この「気が合う」というのは、たとえば相手との会話のペースが合っていることや、話が通じること、表情が似てくること、まとう空気感を共有できていること。そのようなとき、あなたは相手に心を開きます。

 

相手が心を開き、信頼と安心感をもってあなたと接している状態を心理学の言葉で「ラポール」言います。教師と生徒の関係性に限らず、相手と自分の間にラポールが築けているとコミュニケーションが円滑になり、また、ラポールが築けていないと、どのような言葉もあまり相手に伝わりません。

 

NLPではこのラポールを、論理的に構築していく技術を学ぶことができます。

 

耳で「聞く」より、心で「聴く」
 

ラポールを築くため、さらに身につけていただきたいスキルが「傾聴スキル」です。

 

来談者中心療法と呼ばれる心理カウンセリングにおいて、相談者に寄り添って話を聴くことを傾聴と呼びますが、相手の視点に立って、気持ちを汲み取りながら注意深く聴くことで、話し手の自己重要感が高まります。「聞く」という漢字に「耳」が入っている一方で、「聴く」という漢字には「耳」、そして「心」が入っているように、傾聴は心から相手の話を聴くことを指します。

 

人は潜在的に自分の存在を認めてもらいたいという欲求があり、それが満たされることで、肯定的な気持ちになって安心感を抱くことができると言われています。このため、傾聴スキルを身につければ、さらにラポールを強固にすることができるでしょう。

 

傾聴スキルはNLPで主として学ぶものではありませんが、カウンセリング講座も開催している当スクールでは、希望者には無料でオンライン動画を通して自宅学習をすることができます。また、実践で生かせる傾聴のポイントも、NLP講座の中で学ぶことができます。

 

先生の心が生徒に伝わる
こんな実験の話があります。

 

ある学校で、校長先生はクラスを2つの教室に分け、同じ先生に担任を受け持ってもらうことにしました。

校長先生は学期が始まる前に、担任の先生にこう言いました。

「Aクラスは優秀な生徒を集め、Bクラスは問題児を集めた」

そして授業が始まり、担任の先生は責任感をもって分け隔てなく両クラスを指導しました。

さて、学期が終わると、校長先生の言ったとおりに、Aクラスの成績はBクラスの成績よりも優秀という結果となりました。

しかし実は校長先生はAクラスもBクラスも、優秀か問題児かどうかで分けていなかったのです。

 

この実験では担任の先生はどちらのクラスも分け隔てなく接したつもりでしたが、無意識にAクラスにかけた期待とBクラスにかけた期待に違いがあったことを表しています。

 

このように、先生が生徒に抱く思いは生徒に伝わっていくものです。そしてこのような思いの部分をコントロールするのはセルフマネジメントの領域です。自分の中の無意識に気づき意識的にコントロールすることで、生徒に対して安定した指導をすることができるようになります。

 

また、教師という仕事では、生徒の悩みに接することも必要ですが、自分自身の悩みやストレスにも対処してメンタルを安定させていかなければなりません。NLPではこのようなセルフマネジメントやストレスマネジメントに役立つ様々なスキルを学ぶことができます。

 

生徒を前向きに導くために
 生徒から悩みを打ち明けられたときや生徒が普段と少し様子が違うとき、教師は生徒に向き合い、話によく耳を傾け、そして声掛けやケアをする場面があるでしょう。

 

生徒を勇気づけ、前向きに導いていくためのスキルもNLPで学ぶことができます。

 

「君にはたくさんのいいところがあることを知っているかい?」

このような声掛けは、知っているかい? と付け加えることによって、知っていても知らずとも、生徒にいいところがあるという前提を無意識のうちに与えることができます。このような話法はNLPの「ミルトンモデル」の一例ですが、生徒に抵抗感を与えずに肯定感や気づきを与えることが可能です。

 

また、「リフレーミング」という手法を使い、言葉で別の視点を与え、短所を長所と捉えなおすように導くこともできます。例えば注意力が散漫な生徒を頭ごなしに叱るのではなく、いろいろなことに興味を持つ生徒なのだと視点を変えることで、その生徒に対する接し方も変化させることができます。また、自分の欠点に落ち込んでいる生徒を、リフレーミングの言葉を投げかけることによって、欠点を長所と捉えるように誘導することもできます。

 

教師の考え方に幅が広がれば、生徒や保護者に対する接し方もさらに効果的なものにしていくこともでき、よりよい関係を築いていくことができるのではないでしょうか。

 

まとめ
今回は教師という職業に焦点を当ててご紹介しましたが、家庭もまた大切な教育現場です。そのため、NLPのスキルは保護者の方にもぜひ身につけていただきたいスキルと言えます。

 

子どもを勇気づけ、長所を伸ばし、安心感をもてるようにNLPを活用していけば、きっと子どもは伸び伸びと育ち、素晴らしい大人へと成長していくことでしょう。

 

このようにNLPは人と人が出会うどのような場面においても活用でき、しかも、論理的に構築されたテクニックですので、誰にでも学ぶことができるとても優れたスキルです。ぜひNLPの素晴らしさにふれていただきたいと思います。

 

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セラピストの方も多く学ばれています

キャリアコンサルタントに活かすNLP資格このブログをご覧になられている方の中には、キャリアコンサルタント、もしくはカウンセラーの方も多いのではないでしょうか。もしくはそのような道に興味をもって、ここにたどりついた方もいらっしゃるかもしれません。

 

キャリアコンサルタントやカウンセラーは一般的に、クライアントの話を注意深く傾聴し、深い信頼を築いて、クライアント自身が問題を明らかにし解決していく、または目標に向かって進んでいくのをサポートし伴走する仕事です。ただ安易に話を聞くのではなく、クライアントが語ることが、そのままクライアントの気づきにつながるような質問や誘導をできることが効果的なカウンセリングにつながると言われています。

 

例えばキャリアコンサルティングの場面では、クライアントが「ありたい姿」を思い描けるようにどのように目標設定をするのか、壁が立ちはだかったときにどのように乗り越えていくか、カウンセリングであれば無意識のうちにクライアントの心の中で起こっていることを、どう引き出し、解決の糸口を見つけていくのか、というような場面にしばしば出会います。コミュニケーションを円滑にする技術であるNLPは、このようなクライアントと向き合う場でも様々な力を発揮します。

 

それでは少し例を挙げてみてみます。

 

目標の明確なイメージ化
キャリアコンサルティングに欠かせないのは目標設定です。

 

この目標設定を行う際に、より成功に導く目標設定の在り方と条件を組み込んだ「NLPコーチング」と呼ばれるプロセスが使えます。
ぼんやりとした、言葉上の目標を掲げるのではなく、実際にクライアントが手に入れたい目標(=アウトカム)を、未来イメージをより引出すための非言語アプローチや、効果的な質問を重ねることによって具体的にイメージしてもらい、実際にそのアウトカムが達成された場面を、瞼の裏でありありと思い描けるようにしてもらいます。また、アウトカムを達成するために利用できる自分のリソース(資源)や障害についても明らかにしていきアウトカム実現のためのはじめの一歩をクライアント自身に決めてもらいます。

 

NLPコーチングでは、クライアントが自ら目標設定し、それを達成する決意をし、実際に行動に起こすまでのプロセスをサポートすることができるのです。

 

壁を乗り越える
 コンサルティングやカウンセリングの場において、クライアントは時に壁に突き当たります。

 

「経験が足りないからこの業務は達成できないのではないか」

「人前でうまく話すことができない」

「みんなが私を嫌っているように思えて登校できない」

 

このような悩みは深刻さの度合いは様々ですが、会社や学校、大小のコミュニティにおいて日常的に見られる悩みです。しかしこれらの悩みには共通点があります。

 

1つ目の例の「経験が足りないからこの業務は達成できないのではないか」では、経験があれば成功できるとは限らないという事例や、経験がなくても業務を達成している事例の存在を頭の中で無意識に歪曲しています。また、「みんなが私を嫌っている」というときの「みんな」は本当に全世界中の人なのか、中には嫌っていない人もいるのではないかということを考えれば、一般化しすぎていることがわかります。

 

人は壁に突き当たるときに、このような歪曲や省略、一般化を起こしている、言い換えれば「思い込みが足を止めている」というようなことがよくあります。このようなときに、メタモデルと呼ばれる質問技法を用い、クライアントに思い込みと思われる発言の正当性を尋ねる、合理的な理由を聞きだす等をしてクライアント自身に気づきを与え、思い込みを取り去ることができます。

 

信頼を築き、相手の心を開く
 メタモデルと合わせて知っていただきたい技法はミルトンモデルと呼ばれる話法です。ミルトンモデルとは、心理療法・催眠療法家のミルトン・エリクソンが用いていた話法をモデリングして体系化した技術で、クライアントに対して無意識のうちに肯定的なメッセージを伝え、さらに無意識からリソースを引き出すことができるものです。

 

ミルトン・エリクソンにはこのような逸話があります。

 

あるところに暴力が問題視されていた少年がいました。

頭をかかえた少年の母は、少年を無理やりエリクソンのもとへ連れて行きました。

しかし少年が部屋に入るなり、エリクソンは少年にこう言うのです。

「無理やり連れられてきたのだね。嫌なら帰っても構わないよ。」

少年は少し驚きつつも話を聞いていました。

また、エリクソンは少年に対しこのような質問をしました。

「この先、認められる大人になりたいと思うかい?」

少年は「あ、あぁ」と答えました。

帰り際、エリクソンは少年に言いました。

「君がもし、3か月後にすっかり変わっていることに気づいたならば、君はどんなに驚くだろうね」

少年は「そんなこと驚かないよ」と答えました。

そして3か月後、少年はもう暴力も振るうことなく変わっていったのです。

 

もし少年が変わることを拒絶するのであれば「変わらないよ」と答えることになります。しかしエリクソンは質問によって敢えて「驚かないよ」と答えさせるよう誘導し、「変わる」ということ自体は受け入れるようにメッセージを暗に組み込んでいます。これ以外の会話にもラポールの技術が含まれています。

 

このミルトンモデルは営業トークにもよく使われているもので、相手にアドバイスではなく抵抗なく気づきを与えるために効果的な話法です。

 

コンサルティングやカウンセリングにおいて、クライアントにコンサルタントやカウンセラーに対して信頼を置いてもらい、心を開いてもらうことが何よりも重要です。ミルトンモデルによって無意識のうちにメッセージを送ることができるようになるとクライアントは抵抗なく気づきを受け入れやすくなり、また、伝え方が高圧的にならないため、クライアントとの信頼関係を強固にしていくことができるのです。

 

まとめ

クライアントが抱く様々な問題に対して、まずは傾聴を行うことが必要不可欠ですが、そこで知りえたクライアントの問題をどのように解決していくかという時に、NLPの様々な技術を知ることで、アプローチの選択肢が大幅に広がります。たとえば、NLPにはここまでお伝えしてきた目標設定やメタモデルなどの質問技法やミルトンモデルの話法のみならず、恐怖症の対処や強迫観念からの脱却、飲酒や過食などの本当は止めたいのに止められない習慣などへの対処の技術もたくさんあります。

 

また、NLPを身につけると自分自身に対しても使えるため、キャリアコンサルタント、カウンセラーとしてクライアントに向き合うために自分自身の成長を促すこともできます。欧米ではセラピストやカウンセラーに加え、経営者や士業、コンサルタントなど様々な職種の人がNLPを学んでおり、セルフマネジメントに効果的であると広く認知されているのです。

 

ぜひNLPを学んでクライアントのサポート、そして自分自身の成長に役立てていただきたいと思います。

 

当スクールならでは

認知行動療法、マインドフルネス認知療法のカウンセリングや催眠療法など心理専門講習を開催している当スクールでは、カウンセリングを学んだ経験のない方で、カウンセリングに興味ある方には、無料で傾聴カウンセリングスキルが自宅動画学習もできます。実践できるカウンセラーを目指す方には、短期的効果的に学びが深められます。

 

カウンセリングとNLPの違い

 

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マネジメント者に活かせるNLP

NLPをビジネスに活かすビジネスの場において、管理職に求められるスキルは多岐にわたります。中でもとくに重要なのは大小の組織のマネジメントと部下の育成と言えるでしょう。そしてマネジメントや育成には対人コミュニケーションが必須であることは言うまでもないことです。管理職には自分の業務のスキルや作業レベルが高いことに加えて、「人を動かす力」が様々な場面で必要となってきます。

 

では、「人を動かす力」とは何でしょう。

 

カリスマ性、人望、かけひき、毅然とした態度、共感の姿勢など、人によってさまざまなことを想像するかもしれません。しかし例に挙げたこれらは、一朝一夕では身につかない“人間力”のようにも思えて、どこから手を付ければいいかわからないという声も聞こえてきそうです。

 

そのようなとき、管理職として活躍される方に、さらに周囲の人とのコミュニケーションを活発にし、組織を円滑に動かすために大変有効な手段のひとつとしてNLPをお勧めします。なぜなら、NLPは才能の有無によらず、誰でも学べば身につけることができる技術だからです。

 

ここでは管理職に求められる場面に応じて、NLPのどのようなスキルが役立つのかを簡単にご紹介していきたいと思います。

 

周囲の信頼を得る

良好な人間関係、信頼関係が築けている人たちは、話し手と聞き手のペースが合っているものです。コミュニケーションの研究においてもペースが合うことで共感の状態を作れることが明らかになっています。

NLPでは、相手の話の中でキーワードのようなものが出てきたら、それをオウム返しする「バックトラッキング」という手法があります。オウム返しといっても、そっくりそのまま返すのではなく、相手が伝えたかったことを要約して返します。このようにすることで相手は自分の話を注意深く聴いてもらえているという気持ちになり、安心感をもって話をすることができます。

 

バックトラッキング以外にも、表情や動きなど目に見えるものを相手に合わせる「ミラーリング」や、声のトーン、大きさなど聞こえるものを相手に合わせる「ペーシング」という手法があります。必ずしも言語的に合わせるのではなく、視覚、聴覚的な側面でも相手に合わせていくことで、相手の心地よさを引き出し、信頼関係の構築につなげることができます。

 

マネジメント能力を高める
管理職になると組織を管理し運営、推進するマネジメント能力が求められます。言い換えると、組織が一丸となって成果を上げるためには、部下や同僚の特性を知り適切な業務に配置することが不可欠です。この際、一人一人の特性を知る手がかりになるのはNLPの「メタプログラム」という手法です。

 

メタプログラムでは、ある出来事(事実)に対して、それをどのように受け取るかというのは個々人の無意識的なフィルタを通していると考えます。

 

例えば、課題に直面した際に、全体像が見えたらまずは迅速に行動してみる人もいれば、詳細までじっくりと吟味してから行動に移す人もいます。また、仕事や人間関係においてその人が何を重要視しているかと考えたときに、「さらにこうなりたい」と思う目的志向型の人もいれば、「このような状態にならないようにしたい」と考える問題回避型の人もいます。

 

どちらの方向性が良い、悪いということではなく、目的志向型の人には企画系のプロジェクトを推進するエンジンのような役割を担うことが得意である傾向がありますし、問題回避型の人にはリスク管理や内部統制のようなブレーキ、また、業務改善系のプロジェクトの役割を担うことが得意である傾向があると言えます。

 

このように一人一人の特性をNLPの手法に照らしてみることで、より適材適所のマネジメントが可能になります。

 

部下の能力を引き出す

NLPで部下のヤル気をアップ部下の能力を最大限引き出し、高い成果を上げられるよう促すのもまた、管理職の重要な役割と言えるでしょう。しかし頭ごなしに命令し作業をさせるのでは部下はいつまでも自立せず、達成感も得られずに、仕事を楽しむこともできません。このようなときに、管理職は部下自ら目標設定させ、それを達成するようにサポートしていくことが大切です。

 

NLPでは目標、ゴール、理想の状態のことを「アウトカム」と呼びますが、NLPのコーチングの手法では、これらのアウトカムを実現するために、まず、自分の持つアウトカムを主に8つの質問によって明確にしていきます。

 

最終的には何から始めるか具体的な行動計画まで落とし込むことで、自分で納得したアウトカムまでの道筋を立てることができるようになるため、アウトカムの達成がより現実的になりますし、自分で立てたアウトカムを実現することで、達成感や自己肯定感を高めることができるようになるのです。

 

まとめ
このように、NLPには管理職として、これから会社を担っていくリーダーたちにとって、身につけると大変役立つ手法がたくさんあります。また、今回は主に周囲とのコミュニケーションを中心に、ほんの一部のスキルを交えてご紹介しましたが、自分の成長を促す目標設定や苦手意識の克服等にアプローチできる手法もあります。

 

管理職で活躍されている方、また、管理職を目指して努力している方は、ぜひNLPを学び、自分の成長、部下の成長、そして組織の成長に役立てていただきたいと思います。

 

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