テーマ:NLPの技術

葛藤している自分を否定している時の「ヴィジュアル・スカッシュ」

「葛藤」はどちらの側も自分の味方
私たちは日々、小さなことから大きなことまで、葛藤の連続です。

例えばこんなようなことはありませんか?

  • 葛藤の悩みにNLP_COCOLOラーニングアカデミーダイエットしたいのに、ついつい甘いものを食べてしまう
  • 帰宅してから勉強しないといけないのに、スマホのゲームをしてしまう
  • 家事が山積みなのに、ネットショッピングのサイトを見てしまう
  • 朝活をしてから仕事に行きたいのに、布団から出られない

 

上記のように、「本当は〇〇したいのに××してしまう/できない」という葛藤は一見ネガティブなもののように感じられます。しかし、NLPではこのようなネガティブと思えることにも、実は本人にとってためになる、肯定的な意図があると考えます。

 

たとえば甘いものを食べてしまうというのは、一見ネガティブな行動のように思えますが、甘いものを食べることによって満足したい、幸せな気持ちになりたいといったような、自分にプラスに働く理由があるのです。

 

自分の中の葛藤を取り出してみる
ただ、どちらの側も自分のためのものだとしても、もしあなたが葛藤して苦しんでいるとしたら、その気持ちから少し楽になりたいですよね。そんなときに、NLPのヴィジュアル・スカッシュというアプローチが効果的です。

 

ヴィジュアル・スカッシュのワークはNLP専門セラピストのガイドに従って、たとえば「本当は〇〇したい」というパートと、「××してしまう」というパートを、それぞれ身体から取り出し、目の前に存在するかのようにイメージしていきます。そして、その行動をすることに、どのような肯定的な意図があるのかを話しかけ尋ねていきます。

 

その様子は、俯瞰してみると少し奇妙に感じられるかもしれません。しかしこのように自分の中に存在するパートを表に取り出して話かけていくことにより、それぞれのパートに対し客観的に接することができるようになるのです。

 

葛藤は融合され、新しい行動へ
さて、両者の話をじっくりと聞いていくと、どちらも価値観レベルの肯定的な意図を持っていることがわかってきます。それぞれのパートと十分なコミュニケーションが取れたなら、最後にゆっくり両者を統合し自分の中に戻していきます。新しい統合されたパートを身体に戻したあなたは、葛藤が薄まっていたり、どうでもよくなったりと、自分の中で変化があることに気づくのではないかと思います。

 

このヴィジュアル・スカッシュでは、ついしてしまうことやできないことを、無理に止めさせたり否定したりはしません。自分自身を深いところで認めることのできるワークなのです。ワークを終えた後には「どちらも、自分が求めている大切なことなんだ」ということに気づき、そして、きっとこれまで葛藤を起こしていた両者の間で上手にバランスが取れるようになっている自分を感じることでしょう。

 

葛藤を改善するワークは他にもあります

NLPの技術では、葛藤している一方の止めたいことを改善するためのワークとして、スウィッシュ・パターンや、行動療法的アプローチをする「6ステップ・リフレーミング」というNLPワークもあります。どちらも当校では、NLPプラクティショナーコースで原理と具体的な手順が学べます。ご興味ある方はお問合せください。NLPを学び、少しでも皆さんの生活が心豊かなものになりますように。

 

NLPプラクティショナー資格取得コース_COCOLOラーニングアカデミー

NLPおススメの方

 

▶NLP資格認定スクールCocoloラーニングアカデミー

(社)Cocoloラーニングアカデミーでは、米国NLP™協会資格認定コースのほか、米国催眠療法協会ヒプノセラピスト資格認定コース、認知行動療法をメインとしたカウンセリング講座を開講しています。お気軽にどのようなことでもご相談ください。

〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15ウイン青山836
TEL:03-6804-6539 受付時間 9:00~19:00

Copyright © NLP SCHOOL All Rights Reserved.  Created by CyberIntelligence

PAGETOP